【開催レポート】8/5(月)ベイタウンかふぇスタッフの勉強会「ユマニチュード」

◆日にち:2019年8月5日(月)

◆時 間:14:00 ~ 16:00

8月の「ベイタウンかふぇ」は夏休みです。その間、スタッフは、蟻のように「知識の蓄え」をします。今回は、2部構成で企画をしてみました。気温35℃の暑い日、ギラギラお日様が照っていました。第一部の会場は、ギャラリーkiki です。

汗をかきながら準備をしました。足りない椅子を運んだり、スクリーンを運んだり・・・力仕事で汗を一杯かいたようです。室内の準備もあります。椅子の並び、パソコン、プロジェクター、スクリーン 全部 大丈夫です。

ところが・・・パソコンが、プロジェクターが、そしてスクリーンが、どこかで ストライキを起こし、何とか宥めて、ようやくDVDが動いてくれました。夏、暑いので働きたくなかったのかも・・・。

第一部 「ユマニチュード」についての勉強会(14:00 ~ 15:00)です。講師は、千葉市あんしんケアセンター磯辺 清水 直美 さんです。

「大切に思う人のために」「人間らしさを尊重し続けるために」~その技術を伝える勉強会です。皆、真剣に聞いています。

DVDの内容は、認知症の石田みち子さん(80歳)とご家族のケースの紹介です。

午後3時になると夕食の準備に取り掛かる石田みち子さん。ご飯が炊けているか心配で何度もお釜を覗きます。みそ汁の材料を冷蔵庫から出すのですが、どうしてよいかわからず、みそ汁は出来ませんでした。

ユマニチュードの発案者 イヴ・ジネストさんが石田家を訪問し、ご自分の体験を踏まえて「ユマニチュード」の方法などを伝授しました。「あなたのことを大切に思っています」ということを、相手に伝える技術を石田家の娘さんとご主人に伝授しました。

石田家は、ユマニチュードを学ぶ前と、学んで実行してからでは家族の雰囲気が変わったそうです。

お母さんがパニックを起こしそうな時、ご主人は昔の写真を出して二人で思い出を語り、パニックを和らげる優しさを身に付けたようです。認知症のお母さんの笑顔が増え、みそ汁も作れるようになりました。

「ユマニチュード」とは「あなたのことを大切に思っている」ことを伝えるための技術

「ユマニチュード」とは「人間らしさを取り戻す」ための介護の哲学

「ユマニチュード」で大事な事
{見る}視野に入って話しかける。

{話す}低めの声で穏やかに優しく前向きな言葉を使い話す。

{触れる}触れる手が相手にたくさんのメッセージを伝えている。

{立つ}1日20分位立つことが出来れば寝たきりにならない。

今日 学んだことを、これからの「ベイタウンかふぇ」、家族介護、隣近所のお付き合いに活かせると良いなぁ~と思います。

第2部は、フランス料理レストラン “ラ キュイジーヌ ドゥKAZU” で フレンチスィーツ・ティータイムです。ギャラリーkikiの向かい側のお店なので、50歩も歩けば目的のお店です。

今日は、15:00~16:00 お店の休憩時間にティータイムで利用させてもらいました。

一人一人、大きなお皿にチョコレートケーキ、メロン、ブラマンジェ、桃のゼリーが彩りよく盛り付けてありました。

おいしくて「あっ」と言う間に食べちゃった!!

お茶を飲みながら、今後のスケジュールの紹介です。

山田さんは、10月31日に司会をする講演会とワークショップの紹介をユーモアたっぷりにしました。大石さんは、8月22日のランチ お食事会 の紹介です。

和やかに今日の勉強会とティータイムが終わりました。

参加者は、合計26名(地域住民3名・世話人11名・ボランティア9名・介護/医療関係者2名)(その他、講師1名)でした。

9月「ベイタウンかふぇ」は、9月11日(水)13:30~16:00 

ジャズシンガー 岩橋 百合さん と ピアニスト 坂元孝二さん の歌と演奏があります。

認知症に関する相談も可能ですし、ハンドマッサージもあります。皆様、是非、おでかけ下さいね  (^^♪

<「うたせ認知症を考える会」関連記事> https://makupo.chiba.jp/article/article-1935/