「食の安全」が意識、浸透されるようになってだいぶ年月が経ちましたね。最近では、個人で畑を借りて自主栽培する家庭も見受けられるようになりました。その一方で、ファストフードやインスタント食品が主流となり、子どもたちの成長についてさまざまな影響がささやかれている側面もあります。
そんな中、30年以上も前から製造・製法から販売に至るまで、「安心安全な食」を開拓・普及を推進している“ベイタウン朝市”協力団体「ちばマルシェ」事業の代表、冨田さん(通称とみさん)に、食の安全はもとより、各家庭の食卓を預かるお母さんお父さんたちに、もっともっと食に関する正しい知識や最新情報を知ってほしいという思いのもと「食のコラム」を連載させていただくことになりました。(※毎月1回更新予定)ちばマルシェ事業 代表 冨田 捷治さん
産直!こだわりの品々が並ぶベイタウン朝市~やさい編~
11月某日、今年最後のベイタウン朝市が行われました。この日はあいにくの雨天でしたが、規模を縮小して開催。雨天にも関わらずかけつけた出店者さんと買い物客でにぎわっていました。
農薬不使用の山武小川農園さん
寒い中おつかれさまです。
製法にこだわった野菜が驚きの安さで並んでいました。この山武小川農園さん、野菜にほれ込み脱サラ開業したんだとか。(とみさん談)愛情いっぱい受けて育った野菜は格別ですね。
朝市に出店している農家さんの製法は多岐にわたっています。
化学肥料や農薬にたよらず、動植物質(=有機)肥料で、安全かつ美味の食糧を作る「有機・オーガニック栽培」や、その肥料にすら頼らず、菌床や落ち葉など、自然の堆肥で育てる「炭素循環農法」や「落ち葉農法」などなど。
ここだけの話、こんな価格ではなかなか手に入らない野菜ばかり。
朝市に並ぶ野菜は、どれもこれも「採ってすぐ」「産直」が自慢だそうです。
「昨日泥の中入って採ってきたよ」という蓮根はあっという間に売り切れていました。
この日は、ベイタウンの台所!「ヤンマー」さんが甘いみかんと庄内柿を販売していました。(みかんがあまりにも甘くて1袋買って帰ったら、ひとつも食べないうちに家族に食べられてしまいました・・・泣)
こちらはりっぱな「原木しいたけ」
「菌床のしいたけと原木のしいたけの違いは、この根本で見分けるんだよ」と出店農家さんに教えていただきました。知らなかった!!
次回は、続編として『産直!こだわりの品々が並ぶベイタウン朝市~さかな編~』をお届けします。
お楽しみに!
<お知らせ>
◎次回のベイタウン朝市は、2017年2月に開催予定 詳細はここをクリック
◎柏台は毎月第3日曜日に開催です。
ベイタウン朝市とは
2010年から始まったベイタウン活性化のイベント。隔月 第3土曜日ベイタウン・コアの横にある広場にて8時~13時に開催されています。(小雨決行・雨天は内容を変更、もしくは規模を縮小して開催/荒天中止)
<主催>
ベイタウン朝市実行委員会(幕張ベイタウン商店街振興組合/幕張ベイタウン自治会連合会他)
協力:ちばマルシェ実行委員会 他
<お話をうかがった方>冨田 捷治さん(通称:とみさん)
株式会社 千葉産直サービス 取締役会長
ちば産直グループ「ちばマルシェ」 代表
千葉における食の安全と、スローフード推進による地域活性、千葉県の地産普及のため「ちば安心朝市プロジェクト」主唱。現在、ベイタウンと柏台にて地域団体と協力体制で朝市を展開。
「ちば安心朝市プロジェクト」及び「ちばマルシェ」(地域名産、国内伝統の安心食品の通信販売)を通じて、安全は当たり前、旬や産地が見える美味しい食を創造し、次世代に持続可能な食づくりに貢献しています。
<関連サイト>
株式会社千葉産直サービス http://www.e-tabemono.net/