食物アレルギーを持つ娘のママのericoです。
先日船橋のアンデルセン公園に行く機会がありました。
長女は小麦・卵・乳製品・魚卵・くるみ・生のほたてにアレルギー症状が出ます。今のところ全部重度の症状が出るのですべて除去しています。その為、お出かけの際には市販の食べ物は食べられないことが多いので、自宅からご飯やおやつを持参しています。
アンデルセン公園に行った時も、食べ物は持参していきました。手漕ぎボートに長女が「乗りたい!」というので夫と長女が乗り、次女と私が待っていた時のこと。
近くのお店にふらっと入り、‘長女が食べられるものは無いだろう‘と思っているものの「何かしら食べられるものがあったら良いな…」と淡い期待を持ちつつ店内を眺めていたら。ん?米粉パンと書いてある。お店の方に聞いてみるとグルテンフリーで卵も乳製品も不使用の米粉100%のパンでした!
外出先で米粉パンが食べられる機会はなかなか無いので嬉しくなって1パック(2個入り)を購入しました。パンを受け取ると、パンが温かい♪長女がボートから降りてきて「米粉パンがあってね、まだあったかいよ!」と伝えると娘も嬉しそうに「じゃあ今食べる!」と幸せそうにパンを頂きました。
別の日、道の駅で美味しそうなプリンが並んでいました。
食べたいけど長女は食べられないもんなぁ…。と思っているとプリンの並びに【豆乳プリン】の表示が。いやいや、でもね、卵は入ってるよね?と思いつつ原材料の表示を見たら、あれ? 豆乳・砂糖・小豆・カラギーナン‥卵も乳製品も不使用!長女も食べられる!添加物も入っておらず嬉しくなりました。
こうやって少しずつアレルギーのある子供たちも食べられるものが増えてくれることは大変有難く、とても嬉しいなぁと思いました♪
長女が産まれる前まで、自分の好きなものを食べてきました。家族で外食に行って同じものを選ぶことも選ばないことも当たり前に過ごしてきました。
でも、今では家族で同じものが食べられること、外食出来るお店があること、お店で販売されているものの中に娘が食べられるものがあることがとても嬉しく感じます。
アレルギーとは話が変わりますが、もともと私が栄養士を目指すきっかけとなったのが疾病に対する食事と、高齢者の飲み込み(嚥下)食をもっと勉強したいということからでした。
最近では嚥下食と言っていろいろな形や素材のものが市販で増えてきていて飲み込みにすこし課題がある方が選べるようになってきています。
アレルギーでも飲み込みでも食でなくても「困っている」ことが少しでも解決できて喜びに代わる商品が増えていることは嬉しいなぁと思いますし、これからも増えてくれたら幸せだなと感じました。
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☆澤田えりこ
大学卒業後、病院にて管理栄養士として勤務し病院食やチーム医療を学ぶ。その後特別養護老人ホームや食品のPR会社に勤務。2011年、娘の食物アレルギーをきっかけに「present」を主宰。料理教室などを通じて、食物アレルギーでもおいしく食べられるレシピを提供している。
「present」 https://www.instagram.com/cafe.present/