【地域レポート】住民主体の交流の場づくり「ベイタウンかふぇ」

当事者の世代が中心となって、自主的・自発的に交流の場を持って同じ課題や悩みを共有し解決していこうと始まった「うたせ認知症を考える会」「地区社協・認知症福祉委員会」が主催する「ベイタウンかふぇ」

昨年2月のプレオープンから通算11回目となる年明け第1回目は、近隣保育園の子どもたちとの交流が行われました。

手遊び歌「やきいもグーチーパー」で大盛り上がり!

あっという間に楽しそうな笑顔と笑い声があふれました。

また、今回は千葉市内でおもちゃ屋さんプチボナムを営むおもちゃコンサルタントの丹波真理子さんが、紙芝居やおもちゃを持って参加されていました。
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「こころとからだによいあそび」をコンセプトにセレクト。
木製玩具・輸入玩具『プチボナム』ホームページ
https://petitbonhomme.jp/
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「はなたれこぞうさま」・・・鼻水がなんと・・・ネタバレになってしまうので秘密。おもしろかったです。

折り紙で作る「吹きゴマ」

両手でそっとはさんで息を吹きかけるとくるくる回ります。

丹波さん曰く、息を吹きかけることで口まわりのトレーニングにもなるんだとか。

ほかにも「かえるさんジャンプ」や

「てんとう虫じゃんけん」など

大人も子どもも一緒にで楽しんでいる姿が印象的でした。

 

園児たちとの交流の後は全員で「シニア体操」!

手足を動かすことで、血液のめぐりをよくしていくことと、鍛えることで転倒防止を目指しています。

右手と左手、あえて違う動きをさせる「脳トレ体操」も。

年齢に関係なく、難しい!「うまくできない」「悩む」ということが脳の活性に効果的だそうです。

指導された「うたせシニア体操」の3人の先生方。

毎月3回水曜日14時から、ベイタウンコアと地域センターで「シニア体操」を開催中とのことです。どなたでも参加可能!詳しくは磯貝さん(写真中央)まで。TEL:090-3817-9701

会はまだまだ盛りだくさんで続きます。

シニア体操の後はスタッフ有志による、認知症や健康に関することなどなんでも相談会や、アロママッサージなども行われました。

参加者にはこのような参加証が配られ、スタンプカード形式になっています。

この「ベイタウンかふぇ」は、毎月有志の方々によってチラシ制作、ポスティング、商店への掲示などで周知されているそうです。

「今後は潜在している認知症の方やそのご家族に気軽に参加いただけたら」と思いをお話くださったのは、コアスタッフの方。

活動開始から1年。継続開催に際し様々なご苦労もあったと想像しますが、そういったことはいっさい感じさせない世話人の方々の善意がとても温かく感じられる会でした。(ふ)

 

「ベイタウンかふぇ」は毎月第2水曜日、ベイタウン地域センターで行われています。

<「うたせ認知症を考える会」関連記事> https://makupo.chiba.jp/article/article-1935/