【連載コラム】丸山明子「まくはりRun日記」(10)ここからも2020年へ繋がる道となる 「2017幕張チャレンジトライアスロンフェスタ」潜入レポート

みなさんこんにちは。まくはりポータルライターの丸山明子です。

今月の丸山明子のまくはりRun日記は、6月18日(日)に開催されました「幕張ビーチスポーツフェスタ2017」より「2017幕張チャレンジトライアスロンフェスタ」をレポートしたいと思います。2020年の東京オリンピック開催が決まり、注目が高まるトライアスロンの魅力に触れてみましょう。それでは今月も張り切ってレポートスタートです♪

※【トライアスロンとは】

トライアスロン(triathlon)は、水泳・自転車ロードレース・長距離走の3種目を、この順番で連続して行う耐久競技であり、1974年アメリカで初開催された比較的新しいスポーツである(ウィキペディアより)

あゆみと特色

幕張チャレンジトライアスロンフェスタは、政令指定都市に移行年の記念大会としてスタートし、初心者や親子でのチャレンジを積極的にサポート

本大会は1992年に千葉市が政令指定都市に移行した記念大会として、初めて開催されたそうです。 その後は1998年から現在に至るまで、2011年の東日本大震災の年を除いて毎年開催されています。そして特色としましては、トライアスロンにチャレンジしたい初心者の方を歓迎しサポートする種目や前日のセミナー開催があること。また親子で参加・応援ができること。また今年初の「トライアスロン駅伝」を導入したことなどが挙げられます。

日ごろランニングを日課にし、マラソン大会などにも出場している丸山も、トライアスロンというと「なんとなくキツそう」な印象があったのですが、距離の短いもあることを知りました。また会場でキッズやジュニアが元気にスタートしている姿をみて、今までよりもトライアスロンを身近に感じることができました。

競技種目と注目ポイント

本大会の競技種目はこのようなラインナップです。

・一般スプリント(S750m、B16km、R5km)
・U19スプリント(S750m、B16km、R5km)
・レディーススプリント(S750m、B16km、R5km)
・リレースプリント(S750m、B16km、R5km)
・ママチャリチャレンジ(S100m、B4km、R1.25km)
・ジュニアスプリント選手権(S100m、B4km、R1.25km)
・キッズスプリント選手権(S50m、B2km、R600m)
・アクアスロン44歳以下(S750m、R5km)
・アクアスロン45歳以上(S750m、R5km)
・アクアスロンリレー(S750m、R5km)
・トライアスロン駅伝(S750m、B16km、R5km)
※S:スイム、B:バイク、R:ラン

また丸山が注目したのは、やはり「トライアスロン駅伝」。トライアスロンが初めてでも仲間との駅伝なら楽しくチャレンジできそうと思いました。そしてジュニアやキッズの部。未来を担う世代たち。親子で参加できる本大会は、お父さん・お母さん、そしてお子さんも頑張れること請け合いですよね。

そして、もうひとつのポイントは「ボランティアのみなさん」。年に一度の本大会に毎年ボランティアとして参加されている地元の方も多いとのこと。そして親子で参加されるボランティアの方もいらっしゃいました。また近隣の幕張西中学校などの学生も積極的にボランティアに取り組まれているのです。

地元のみなさんが一丸となる2017幕張チャレンジトライアスロンフェスタ。会場にはアットホームで温かな空気を感じることができました。

写真左より大会実行委員の内田さん、幕張ベイタウン女子部で活躍中の保坂さん、中さん、大会実行委員の清宮さん

幕張西エリアで「KESSA」を主宰されている大塚さん(写真中央)今回はお子さんとお子さんのお友達もボランティアに参加されました。

スイムエリア担当、Webライターの嶽さん

開会式も写真のようにアットホームで和やかな雰囲気で行われ、いよいよ競技スタートです!選手の方も見守る応援のみなさんの眼差しも真剣そのものでした。

さて、スタートを見送ったところでトライアスロンの第4の種目とも言えるトランジションが行われるトランジションエリアに移動してみましょう!

※【トランジションエリア】
トランジションを行う場所。コースの一部であり選手以外の立ち入りは制限される。バイクトラック、トイレ、更衣室やエイドステーションが設置されていることが多い。

1分1秒を争う場合、ここでのロスタイムも大きく影響してしまうので、いかにスムーズに行えるかという点もポイントとなるようです。トランジションがトライアスロンの「第4の種目」とも呼ばれる理由でもあるのですね。

トランジションエリアを担当された大会本部の方やボランティアの方にお話を伺ってみました。

■トランジションエリア担当:大堀さん
「2017幕張チャレンジトライアスロンフェスタは、初心者の方も多く出場されています。トライアスロンを多くの方に知っていただく場にこの大会がなればという思いでいます。またママチャリトライなど他のトライアスロン大会にない種目があるのも魅力のひとつですね」

■トランジションエリア担当ボランティア:大塚さん親子とお友達
「ボランティアは今までも経験してきたが、トライアスロンのボランティアは初めてです。色々と役割があり、とてもやりがいを感じています。」

「今回初めてボランティアをしました。実を言うともっと楽なのかと思っていましたが、たくさんやることがあり驚きました。でもそれ以上に楽しく良い経験になると感じています。」

選手のみなさんが円滑にレースを行えるよう、大会本部のみなさんやボランティアのみなさんも一緒になって大会に参加している・・・そんな印象を受けました。

そろそろトランジションエリアから移動しようかと思った時、近くに休憩している選手の方々を発見!思い切ってお話を伺ってみました。

【出場選手の声】① キツかったけど楽しいトライアスロン初挑戦でした!

■千葉県市川市 会社員男性 30代
■出場種目は駅伝。スイムを担当。

「きっかけは会社の仲間に誘われ、気軽な感じでエントリーしました。大会まで週に2~3日はプールで練習を重ねましたが、実際にスイムを経験しての感想はきつかった!!の一言でした。波の感覚に苦労しましたが無事に泳ぎきれて嬉しかったです。」

初めてのチャレンジにお疲れだったかと思われる中、とても快く楽しくお話を伺うことができました。ありがとうございました。お疲れ様でした!

【出場選手の声】② 本大会と千葉マリンマラソンは仲間の恒例行事!

■チーム名:「429AC」(シズクエーシー)のみなさん
■駅伝、一般トライアスロン、ママチャリチャレジにエントリー

古着屋さんを営んでいるリーダーの方を中心に学生時代の同級生やラン繋がりのメンバーで構成された底抜けに明るく楽しいみなさん。本大会では駅伝、一般トライアスロン、ママチャリチャレンジにそれぞれエントリーして楽しんだそうです。毎週花見川沿いを走られていることもあり、チームワークも抜群。そんなみなさんに感想を伺いました。

■駅伝にエントリーされた方の感想 
「毎年の恒例行事です!今年もみんなで楽しく参加しました!」
「コースが走りやすくて好きです」

■一般トライアスロンにエントリーされた方の感想 
「ブランクあるもののエントリーしました。楽しく完走できました!」

■ママチャリチャレンジにエントリーされた方の感想
「ママチャリチャレンジということで割烹着で参戦。とにかく記録より記憶で楽しみました!」

応援の女性の方も朝から大活躍!
「朝からメンバーの応援で大忙しでした!でもとても楽しかったです。」
「これから打ち上げも応援以上に楽しみたいと思います♪」

429ACのみなさん、楽しいお話をありがとうございました!

【フィニッシュゲートにて】
楽しいお話が聞けたところでフィニッシュゲートに移動してみました。続々とフィニッシュされる選手のみなさん。キツそうな表情の方もいらっしゃいましたが、やはりフィニッシュテープを切る瞬間は充実感に溢れた表情をされていました。選手のみなさんお疲れ様でした!

【2017幕張チャレンジトライアスロンフェスタ】取材を終えて

午後から小雨が降りながらも会場内はとても盛り上がった「2017幕張チャレンジトライアスロンフェスタ」。

全種目合計、約550名の選手が出場し無事に閉会しました。外国の選手の方も多くお見かけしたこともあってか、この会場で2020東京オリンピックに思いを馳せながら取材をしていました。

スイム、バイク、ラン。どの種目もメインで使う筋肉や異なるかと思われる競技ゆえ、過酷なスポーツなのでは?という印象がありますが、たくさんの初心者の方のチャレンジする姿に出会い、先々でお話を伺うと「楽しかった」というコメントが多くとても興味を持ちました。

また大会本部のみなさんにお話を伺ったところ1998年以降東日本大震災の年を除き継続していること。地元のみなさんが子供から大人まで一丸となって大会を作り上げてきたあゆみの重みのようなものを感じました。

まもなく2020東京オリンピックもやって来ますね。その頃には更にトライアスロンに挑戦される方が増えているように思います。そしてこの大会が来年、再来年・・・と回を重ね、その中から未来のオリンピック選手が誕生するといいですね!と大会本部の方々から頂いたコメントが実現されることと、来年もたくさんの初心者の方や親子での挑戦に出会えることを願いながら取材を終えました。

出場された選手のみなさん、ボランティアのみなさん、大会本部関係者のみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

以上で今月の「丸山明子のまくはりRun日記」を締めくくりたいと思います。今回も楽しくレポートさせていただきました!

最後までお読みくださりありがとうございました。来月もみなさんに楽しんでいただけるようなコラムをお届けできるように努めます。どうぞよろしくお願いいたします。

☆今月のSpecial Thanks☆
最後に今回の撮影を担当してくださったサポーターの方をご紹介させていただきます。一日取材を楽しくご一緒させていただきました!酒井さん、素敵な写真をたくさんありがとうございました♪

【酒井 龍実(さかい たつみ)さん】
千葉県千葉市在住

幕張を中心にアクティブな活動をしている酒井龍実です。『大口径Cannon砲』を担ぎ、歌い♪ながら●陸(ナナハン酔っぱライダー)、●海(Windサーフィンで後悔Cruise)★空(うわの空ラジコン)で漂って余暇を過ごしているタダのサラリーマンです。マクスタ伝統の名物企画『幕張カレンダー』で夢と笑顔もお届けしています。
http://blogs.makusta.com/makucal/

こちら幕張航空隊ブログもよろしくお願いします。 → http://blogs.makusta.com/t272/

~ライター丸山明子より~

幕張エリアとランにまつわるエトセトラ的な記事をこれからもどんどん発信していきたいと思いますので、みなさん宜しくお願いします。また、こんな幕張エリアを取材して欲しい!というご要望や記事に関するご意見などがございましたら是非、メールアドレス makupo.btw@gmail.com 「丸山明子のまくはりRun日記」までお送り下さい!たくさんのご意見やリクエスト、お待ちしています☆

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ライター:丸山明子
千葉市出身、在住。ランニングと食べることお酒を飲むことをこよなく愛するアラフォーワーカー。現在、イベントのサポートやMC、ライティング活動もスタートさせたアクティブ派。一番の趣味のランニングは月間100kmを目標に幕張ベイエリアや近隣エリア、皇居などを走ります。

<最近の活動実績>
・グルメランin千葉・稲毛海浜公園大会2015 初代アンバサダー
・ネイチャー日本主催 第4回湘南ビーチラン 総合MC
・HUMIC主催ランニングイベント Run&Beauty@KAMAKURA MC
・エンザイム株式会社 セミナー司会
・幕張ベイタウン女子部 Facebookページ イベント告知ライティング