まだまだ寒い日が続いていますが、2/4に立春を迎え、季節は『春』に移りました。
三寒四温を繰り返し、本格的な暖かい春に近づいていきますね。

春は気持ちの良い季節ですが、花粉症に悩まされている人も多いと思います。
今年は特に例年より多く花粉が飛ぶとの予想になっていますね。

アーユルヴェーダでも東洋医学でも、花粉症は体内に溜まった老廃物を外に出すための手段と考えられます。
冬の間に体内に蓄積された糖分や油などの不要なもの。
寒い間は体が内側にエネルギーをため込もうとするため外に出にくくなっていますが、
暖かくなると同時に体が緩み、エネルギーも外へ向かうため、雪解け水のように流れ出てくると考えられています。

人間の体は、体内に入ってきた異物を外に出そうと働きます。
咳や鼻水・くしゃみなど、体は一生懸命いらないものを外に出そうとしているので、それを止めてはいけません。
しっかり出し切ってあげることが必要です。
日常生活に支障がある場合を除き、できるだけ薬で止めようとせず、出せる時は出してあげましょう。

さて、そんなつらい花粉症を予防するにはどうしたらよいのでしょうか？
これには体のバリア機能を高めることが大切です。
アレルギー症状は、体の免疫機能が低下すると出やすくなります。

免疫機能を高めるために大切なことは色々ありますが、その一つが腸内環境。
腸内環境を荒らす、小麦や乳製品、白砂糖などを取り過ぎないように気を付けましょう。
腸を元気にしてあげることで、免疫機能が高まり、アレルギー症状が和らぐこともあります。

私の息子(現在中2)も小さい頃からアレルギーに悩まされ、花粉症も年々ひどくなっていました。
それが、小麦と乳製品を極力減らし、白砂糖の多いお菓子も減らしたことで、
花粉症を含むアレルギー症状がほとんどなくなりました。
ただ、パンや牛乳、チョコレートが大好きな息子にとっては、それらを我慢することがストレスでもあります。
ストレスも腸には悪影響です。
心と体の折り合いを見つけることが今の課題です。

皆さんも自分のバランスを見ながら、無理のない範囲で身体を整え、つらい花粉症の季節を乗り切りましょう！
また、体質はすぐには変わらないので、先を見据えてじっくり少しずつ…
気持ちの良い春を楽しく過ごせるようになるといいですね♪

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