【連載コラム】子どもと親のためのヨガ教室「Makuhari yoga」季節とともに過ごす~ 冬の冷え対策は夏から!~

梅雨の季節、湿気が多くて体もだるいですね。
二十四節季では、先週6/21から『夏至』に入りました。
そこから二週間、7月の上旬頃までが夏至の期間です。

一年で一番日が長い夏至は、夏のピーク。
昼の時間が一番長い=陽のエネルギーが一番高い時期です。
これから夏本番!というところですが、自然界ではここから少しずつ陰のエネルギーが増してきます。
夏至を境に日が短くなっていくことでもわかりますね。

でも暑さで言うと、これから迎える『大暑』が一年で一番暑い時期。

気温は上がっていくのですが、陰のエネルギーが増えてくるこの時期。
ここで体を冷やし過ぎると、夏の終わり~秋にかけて胃腸の調子が悪くなったり
寒くなった秋~冬に体が冷えてつらい…ということになります。

特に冷やしてほしくないのが内臓。
冷たいものが美味しい季節ですが、摂り過ぎには要注意です。
胃腸が冷えると内臓の動きが悪くなり、様々な不調につながります。

昔から伝わる腹巻きなどでお腹を冷やさないことも大切ですが、とくに体の内側を冷やさないように気をつけましょう。

氷入りの冷たい飲み物やアイスよりも、トマトやキュウリ、スイカなどの夏野菜は体の熱を下げてくれる役割があります。
そのような自然の恵みをいただきながら暑さを乗り切りましょう。

また、湿気の多い梅雨から夏は、体の水分量も多くなりやすく、冷房などの影響でうまく汗がかけないと、むくみやだるさにつながります。

そのまま体に水分を溜め込んでおくと、水は冷たい性質なので、寒くなった時に冷えにつながります。

しっかりと汗をかくような運動を取り入れ、代謝を上げて体の中の余分な水分を外に出すように心がけましょう。

夏の過ごし方で大切なポイントは
◎内臓を冷やさない
◎しっかりと汗をかく

この二点を意識して過ごすことで、冷え性の改善につながります。
冷え対策は夏が勝負!
頭の片隅に置きながら、楽しい夏をお過ごしください♪

【プロフィール】

「子供と親のためのヨガ教室 Makuhariyoga」主催
*ヨガインストラクター
*キッズヨガインストラクター
*理学療法士

◎幕張ベイタウン・幕張本郷にて
「キッズヨガ&ジュニアヨガ教室」開催。

◎幕張ベイタウンにて
ヴィーガンスイーツ&ヨガ「YOGA CAFE」開催。

HP:https://makuhariyoga.jimdofree.com/
Instagram:makuhariyoga