【連載コラム】子どもと親のためのヨガ教室「Makuhari yoga」季節とともに過ごす~春のストレスケア~

春分の日が過ぎ、桜が開花して、いよいよ春を感じる季節になってきました。
春は新しいスタートの季節。
気分が前向きになる季節ではありますが、新しい環境に身を置くということは緊張も伴いますね。
環境に慣れるスピードには個人差があり、またストレスの感じ方も人それぞれです。

ストレスとは『刺激』。
嫌なことだけでなく、日常生活で受ける様々な出来事が私たちのストレスになります。
自分にとって良いことも悪いことも、刺激が強すぎたり長く続くものはストレスとして私たちの心身に影響を及ぼします。

ストレスに影響されやすい臓器は『肝臓』
ストレスが続くと肝臓にダメージを与えます。
また逆に、肝臓が弱っているとイライラしたり怒りっぽくなったりします。
春は色々な面から、ストレスケアが大切な季節になります。

ストレスケア①
≪睡眠をしっかりとる≫
解毒に関わる肝臓は、寝ている間に体中の血液をきれいにし、新鮮な血液を作り出して次の日に備えています。
そのために、肝臓が頑張って働く時間帯はpm11:00~am3:00頃。
その時間帯に活動していると、そこに血流がとられてしまいます。
スマホを見ていれば目に、考え事をしていれば頭に…。
血があちこちで使われていると、肝臓で血をきれいにする作業が進まず、疲れが取れないまま疲労が蓄積されていきます。
上記の時間帯にはできるだけ睡眠に入ることをお勧めします。
眠れなかったとしても、余分なところに血液を回さないよう、のんびりゆったりと過ごしましょう。

ストレスケア②
≪深い呼吸を意識する≫
肝臓のある場所をご存知ですか?
胴体の真ん中辺り、右側に位置している、とても大きな臓器です。
上は横隔膜を挟んで肺と接しており、半分くらいは肋骨の中に入っています。
呼吸をすると、横隔膜と肋骨が動きます。
体は、血流が良い方が元気になることは想像がつくと思います。
臓器も同じく、血流を上げてあげることがとても大切です。
深い呼吸をすると肝臓の周りが動くことで、肝臓をマッサージすることができ血流がよくなります。

ストレスケア③
≪マインドフルネスに過ごす≫
環境の変化に、やることや覚えることが沢山のこの季節。
頭の中がパンパンになりストレスフルな状態になる人も多いと思います。
そんな時には意識してマインドフルネスな時間をとることをお勧めします。
マインドフルネスとは「今」に意識を向けること。

テレビを見ながら食事をしたり
スマホを見ながら歩いたり
考え事をしながら料理をしたり…
忙しいとつい、○○しながら○○…となってしまいがちですが、それだと脳が休まりません。
今やっていることだけに意識を向け、五感を使って丁寧に「今」を感じることがマインドフルです。
マインドフルに過ごすことで脳がリラックスして、仕事効率が上がったり、ストレスを軽減する効果があります。

視覚、嗅覚、味覚をしっかり感じながらマインドフルに食べる
視覚、聴覚、触覚を使って”歩く”ということを楽しむ
日常の中にほんの数分でもマインドフルな時間を取り入れてみてください。

春のストレスケア。
ストレスを溜め込む前にぜひ実践してみてくださいね。
体の声によく耳を傾け、上手にストレスと付き合っていきましょう♪

【プロフィール】

「子供と親のためのヨガ教室 Makuhariyoga」主催
*ヨガインストラクター
*キッズヨガインストラクター
*理学療法士

◎幕張ベイタウン・幕張本郷にて
「キッズヨガ&ジュニアヨガ教室」開催。

◎幕張ベイタウンにて
ヴィーガンスイーツ&ヨガ「YOGA CAFE」開催。

HP:https://makuhariyoga.jimdofree.com/
Instagram:makuhariyoga