【新連載コラム】アレルギーっこママ日記「食で笑顔にしたい♪」~コピー給食について~

食物アレルギーを持つ娘のママのericoです。今回よりコラムを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

うちの娘は小麦・卵・乳製品・魚卵・くるみ・生のほたてにアレルギー症状が出ます。今のところ全部重度の症状が出るのですべて除去食です。

給食で食べられないものがある日は代替品を自宅から持参します。代替品は特に指定は無く何を持たせても良いのですが、私は献立と同じようなものを作って持参させています。例えば、ラーメンの日は、米粉のラーメン麺、餃子の日は米粉の餃子の皮で作った餃子など。

最近知ったのですが、給食と似た食品を持たせることをアレルギーっ子の世界では「コピー給食」というみたいです。

コピー給食にする理由は、メニューを考えるのが大変なので同じものを持参したほうが楽であること、料理があまり得意ではないので、代替品で献立と同じものが作れた時の自己満足度が高いからです♪

もちろん、娘の為もありますが、基本的には私が「楽しい」からコピー給食を作っています。

コピー給食を作っていて感じることがあります。最近は市販のアレルギー対応食が増えたことです。

長女が保育園に通っていた頃、「餃子」の日は朝から米粉で餃子の皮を作って持たせていたので台所は粉だらけ(笑)出来上がりも、私の不器用さがはっきりと分かる1品でした。

最近は米粉の皮が市販され、粉だらけにならずに餃子が作れるようになりました。既に米粉の皮で餃子になっている冷凍餃子も売られています。

食物アレルギーのある子供を持つ我が家にとっては、市販の食材が使えるのは大変有難いです。グルテンフリー麺なども増えていて食物アレルギーを持っている子供が増えているんだなぁ。ということも感じています。どうしたら食物アレルギーは減っていくのでしょうか…。

食物アレルギーが無いお子さんと遊ぶときに「おやつどうしたら良いかな?」と聞かれることも多々あります。アレルギーがあると、どういうことに注意しているのか、どんな生活になるのか、これから少しずつ皆様にお伝えしたり、アレっ子ママたちに共感してもらえたら嬉しいと思っています。

※食物アレルギーがある子供のことを「アレっ子」と書くことがあります。「アレってコレでソレよね?」みたいな連体詞ばっかりの会話みたいですね(笑)

これからよろしくお願いいたします!

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☆澤田えりこ 

大学卒業後、病院にて管理栄養士として勤務し病院食やチーム医療を学ぶ。その後特別養護老人ホームや食品のPR会社に勤務。2011年、娘の食物アレルギーをきっかけに「present」を主宰。料理教室などを通じて、食物アレルギーでもおいしく食べられるレシピを提供している。

「present」 https://www.instagram.com/cafe.present/