【活動レポート】フォーラム「認知症カフェからの出発」に参加してきました。

去る2月2日・3日の2日間、朝日新聞本社レセプションルームと浜離宮朝日ホールにて行われた、朝日新聞厚生文化事業団主催のフォーラム「認知症カフェからの出発」に参加してきました。

2016年度より、我が「うたせ認知症を考える会」をはじめ、24団体、2017年度には16団体が朝日新聞厚生文化事業団の助成金制度「認知症かふぇ開設応援助成」を受けています。

今回のフォーラムは、これらの認知症カフェに向き合っている全国の人々や、認知症の人を地域で支える人たち、専門職の皆さん、大学・研究機関・行政と福祉法人や福祉団体の職員が一堂に集まって、「認知症カフェ」の次のステージを探ろうという趣旨で開催されました。

1日目は、全国各地の認知症カフェ事例プレゼンでした。

北海道の無人駅を利用した認知症カフェの事例や、山梨の「オレンジサロンわいわい」、熊本の「甲佐オレンジカフェ」とともに、わたしたちの活動「ベイタウンかふぇ~地域ケアづくりを目指して」もプレゼンしてまいりました。

発表内容の一部

1年間の活動記録も展示してきました。

「回想新聞」を持ち帰られる方もいらっしゃいました。

<参考>回想新聞とは⇒http://www.kaisoumedia.jp/index.html

プレゼンの後は「現在の抱えている課題の解決方法を探る」というテーマでワークショップが開催されました。

 

2日目には助成金を受けている40団体が、活動内容を表したポスター展示をしました。


その他、藤田保健衛生大学医学部 高齢診療科教授 武地 一先生による基調講演や、各市町村での認知症カフェの現状、シンポジウムなどが行われました。(※撮影不可のため画像はありません)

(「うたせ認知症を考える会」 山木・荻生・美原)

フォーラム「認知症カフェからの出発」開催概要

*実施期間
2018年2月2日(金)15:30~20:30(朝日新聞東京本社レセプションルーム)
2018年2月3日(土)10:00~17:00(浜離宮朝日ホール 小ホール)

*主催:朝日新聞厚生文化事業団

*「ともにつくる認知症カフェ開設応援助成」贈呈団体→平成28年は24カ所、平成29年は16カ所

*2月2日のプログラム:
①「無人駅を利用した認知症カフェ」 (北海道の江部)
②「ベイタウンかふぇ~地域ケアづくりを目指して」(千葉市美浜区)
③「オレンジサロンわいわい」(山梨県の白州、長坂)
④「甲佐オレンジカフェ」(熊本県甲佐町)
⑤ワークショップ「現在の抱えている課題の解決方法を探る」
⑥交流パーティー

*2月3日のプログラム
①基調講演:「認知症カフェの次のステップとこれから求められる役割」
藤田保健衛生大学医学部 高齢診療科教授 武地 一先生
②「認知症カフェ」の今
*「まちで、みんなで認知症をつつむ」(福岡県大牟田市)
*「本人の声から生まれた町田市の取り組み」(町田市)
*「地域で支える活動の連動~認知症カフェ・訪問看護・定期巡回・グループホーム」(山梨県北杜市)
③シンポジウム「認知症ご本人の視点と認知症の人を地域で支えるための取り組み」
④ワークショップ:「あなたが踏み出す次の一歩」

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「ベイタウンかふぇ」は毎月第2水曜日、ベイタウン地域センターで行われています。

<「うたせ認知症を考える会」関連記事> https://makupo.chiba.jp/article/article-1935/