【連載コラム】子どもと親のためのヨガ教室「Makuhari yoga」季節とともに過ごす~乾燥ケアに 良質な油~

新年が明け、早いものでもう半月が過ぎてしまいました。
一年の時の流れはあっという間。
季節の移り変わりもあっという間です。
二十四節気でいうと今は冬の後半。
1/20が、一年で最も寒い「大寒」
それを過ぎると2/4には立春。季節は春になります。
寒い寒い…と身を縮めていたら春への移り変わりを見逃してしまいますね。

さて、寒さと乾燥のピークの今、お肌の調子はいかがですか?
肌の乾燥を防ぐためには、内側からの油分の補充と、外側からのコーティングが必要になります。
特に重要なのは内側からのケア。
臓器などの体内に油分が不足すると、細胞の元気がなくなり乾燥を招きます。
肌の乾燥=体内(細胞)の乾燥です。

もちろん油なら何でもよいわけではなく、良質な油を体内に摂り入れることが細胞を潤わせることになります。
私はアーユルヴェーダで推奨されている『ギー』と『太白ごま油』を意識して使うようにしています。

『ギー』
ギーとは精製バターのことです。
無塩バターから水分や不純物を取り除いた、栄養価の高い油分になります。
アーユルヴェーダでは、どんな体質の人にも効果がある、すべての油脂類の中で一番優れているものと言われています。
ギーをパンに塗ったり料理に使ったりはもちろん、白湯に入れて飲んだりと、積極的に摂りたい油です。

『太白ごま油』
一般的な香り高いごま油とは違い、無色透明無味無臭のごま油。
こちらは皮膚や粘膜からの浸透率も高いといわれており、オイルマッサージやオイルうがいなどにも使われます。
もちろん料理にも使えます。
身体を温める効果があり、この時期積極的に摂りたい油分です。

また、現代人はオメガ3が絶対的に足りないと言われています。
えごま油やアマニ油なども体に必要で良質な油ですので、意識して摂り入れたいですね。

そして、体内の油分や潤いを外に逃がさないためのコーティングとして、クリームなどの保湿剤も必須です。

ただそれは、コーティングに過ぎないので、どちらかというと体内の油分を補充することが優先です。
体内が潤わなければ、どれだけ外からコーティングしても乾燥は続きます。

乾燥の季節もあと少しとなりましたが、この時期、体が必要としている良質な油をぜひ積極的に摂り入れていきましょう。

【プロフィール】

「子供と親のためのヨガ教室 Makuhariyoga」主催
*ヨガインストラクター
*キッズヨガインストラクター
*理学療法士

◎幕張ベイタウン・幕張本郷にて
「キッズヨガ&ジュニアヨガ教室」開催。

◎幕張ベイタウンにて
ヴィーガンスイーツ&ヨガ「YOGA CAFE」開催。

HP:https://makuhariyoga.jimdofree.com/
Instagram:makuhariyoga