街のリフォーム屋さん“にっしー”による、暮らしと住まいのちょっとした「ヒント」をコラム形式でご紹介!
その1:冬に気になる「結露」の対策方法
先日、知人より
「出窓のガラスが結露して困っている…」
というご相談を受けました。
下の写真はその様子です。(少し暗めですが…)↓
たしかにガラスとサッシのアルミ部分が結露してしまっていますね。
なので常時タオルを置いて拭いているそう。。
でも同じ部屋でも他の窓の部分は結露していないとのこと。
なぜでしょうか…??
基本的に結露というのは
室外と室内の温度差が大きくなるほど
発生しやすくなります。
そのため、住宅では「窓」が一番結露しやすい箇所といわれていますが…
実はさらにその結露発生を促している要因の一つが…
空気の滞留
です。
特に、出窓になっている部分は外に凹んでおり
部屋の暖かくなった空気が滞留しやすくなりがち。
そのため、他の窓に比べて結露しやすいのです。
開閉ができる出窓であれば
なるべく定期的な「換気」を行なっていただくか、
もし開閉できない窓の場合は
小型でもいいので、サーキュレーター(扇風機)などを置いて
出窓空間の 空気の滞留が起きない工夫 などをして頂くと非常に効果があると思います。
冬場、結露にお困りの方はぜひお試しください。
その効果が下の写真です。(ほとんど結露が出なくなりました)↓
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<筆者プロフィール>
Renocence株式会社 代表
西島 順一 - Junichi Nishijima –
大学卒業後、大手不動産・建設会社へ入社建築知識ゼロからリフォームの世界に飛び込み、主に個人宅のリフォーム・リノベーションを中心に10年間で約1,000件の現場に携わる。
住宅のほか、店舗やオフィス、認可保育園などのリノベーション工事などを経て、2016年に独立。
「もういちど、無邪気に、夢中に。」をコンセプトに Renocence株式会社 を設立。リノベーション事業を軸に、中古不動産購入サポートなどの他ママ向けリノベーション座談会、DIYイベントなども実施。
検見川・幕張地域を中心に活動している。趣味は毎週やっているバスケットボール。
1982年 東京都豊島区生まれ。現在は千葉市在住。
資格:インテリアコーディネーター、宅地建物取引士
◆ホームページ https://renocence.shopinfo.jp
◆instagram https://www.instagram.com/junichi.nishi/?ref=badge