【連載コラム】元CAが教える~思わず使いたくなるワンフレーズ英会話レッスン~

Lesson 9

“Good Luck.”

運動会を目前に控え、子供達の熱気に押されるように気候も初夏へ向かっていますね。

奮闘するわが子を必死に追いながら、「がんばって。」
こんな時は、皆さんの良く知っている“Good luck.”を使います。

もちろん、この一言でも気持ちは十分に伝わりますが“Good luck.”の後に時間を表す言葉を入れたり応援する相手の名前を入れたりしてもいいかと思います。“Good luck, today!” “Good luck, Nancy.”

さてここで、場所や状況によっていろいろな表現法がある「がんばって。」を少し掘り下げてご紹介いたしましょう。

一般的な声援では“Hang in there.” “I am counting on you.” “Have fun.”など。

スポーツの声援では“You can do it.” “Do it.” “Come on.” “Go, Go.”など。

これまで観た映画のセリフから聞こえてきた声援があったのではないでしょうか。

また、味深いブロードウェイなどの舞台からの声援から。
アメリカで舞台を見ていると“Break a leg!”「足を折れ!」(直訳)という言葉がこだまします。俳優に対する観客からのがんばれということですが、なぜ立とうとしている役者に脚を折れというのか。

それは、皆さんスプライトという清涼飲料水のことは良くご存知だと思いますが、意味は知らないと思います。スプライトとは妖精の名前です。しかも誰かの願い事を聞くと逆のことをしようとする天邪鬼な妖精なのです。実はこの妖精の裏をかくために生まれたのがこの「Break a leg!」という言葉です。

もしどこかで聞いたとしたら・・・皆さんはもうどんな意味かわかりますね。

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【小亀さおり プロフィール】

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大学卒業後、シンガポール航空国際線乗務。オーストラリア、アメリカ、シンガポール、フランス、香港での海外在住経験を活かした日本人としての国際マナーを得意とする。国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校・学校関係者評価委員に2016年就任。現在、千葉市観光プロモーション課海外集客班嘱託職員。2014・2015 年千葉シティ 5BEACH エンジェルス・幕張の浜(千葉市観光PR大使)を担当しオリンピックに向けた千葉市観光PR活動に従事。その際、完成したオリジナル曲「幕張の浜」のSaori Project ボーカルとして活動中。

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