【連載コラム】元CAが教える~思わず使いたくなるワンフレーズ英会話レッスン~

~Lesson 7~

“Hanami” Cherry-Blossom Viewing

花吹雪が舞うこの頃、皆様におかれましてはお変わりございませんか。この時期、ため息が出るほどの満開の桜の美しさに魅了され、そのすぐに散っていく様子を眺め儚さを感じますね。

「儚いから美しい。」日本には散りゆく花びらの美しさを詠んだ歌が多く見られます。

ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ  紀友則
In the calm sunshine of a spring day, Petals are falling restlessly. Kino Tomonori

さて、今年は花見には出かけられましたか?花見は、“Cherry- Blossom Viewing”と表現しますが、日本のイメージとは違い、「花を眺める」というシンプルな意味合いとなります。“Hanami”とそのまま使用してもいいかと思いますよ。

では、花見で使えそうな英文を少しご紹介いたしましょう。

□お花見話で盛り上がりました。思い切って誘ってしまいましょう。
“Join us! Let’s go to Hanami.” → 一緒に花見に行こうよ!

□桜を満喫しよう。
“The cherry blossoms are fully out. Is this first time to come Cherry Blossom Viewing?”→ 桜の花が満開ですね。桜見に来たのは初めてですか?

□お食事を一緒に楽しもう。
“Would you like some? I made this. I hope you like it.” → いかが?私が作ったの。お口にあったら嬉しいです。

□最後に、あなたの嬉しい気持ちを伝えましょう。
“Thank you for coming. I am very happy.”→ あなたが来てくれて嬉しい、ありがとう。

紀友則の和歌にあるように、桜の花さえなかったなら、日本人はうららかな春の日に、こんなにそわそわすることもなかったでしょうね。
As above the old poem says, if only there were no cherry blossom,
Japanese could have been more relaxed in this peaceful spring days.

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【小亀さおり プロフィール】

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大学卒業後、シンガポール航空国際線乗務。オーストラリア、アメリカ、シンガポール、フランス、香港での海外在住経験を活かした日本人としての国際マナーを得意とする。国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校・学校関係者評価委員に2016年就任。現在、千葉市観光プロモーション課海外集客班嘱託職員。2014・2015 年千葉シティ 5BEACH エンジェルス・幕張の浜(千葉市観光PR大使)を担当しオリンピックに向けた千葉市観光PR活動に従事。その際、完成したオリジナル曲「幕張の浜」のSaori Project ボーカルとして活動中。

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