【連載コラム】元CAが教える~思わず使いたくなるワンフレーズ英会話レッスン~

Lesson 17

“What time is it now?”

風の中に秋を少しずつ感じるようになりました。

時間を聞きたい時は、このフレーズ “What time is it now?” そう記憶している方も多いのではないでしょうか?

What time is it now? (今何時ですか?)
It’s 7 o’clock. (7時です。)
と習いましたね。

でも、実際にネイティブは時間を尋ねる時にこの表現を使いません。 What time is it now? (今何時ですか?)
の聞き方は、初めて会う人に時間を聞く場合、あまりにも突然で失礼なニュアンスを与えます。日本語でも、「今何時ですか?」と突然聞かないですよね。

そこで、一般的にはもっと丁寧な聞き方としてこんな言い方をします。
Excuse me. Do you have the time? (時計を持っているかしら?→今何時ですか?)
冒頭にExcuse me. を付けたことで、唐突さがなくなりいいクッションの役割果たしています。

他にも、なにか質問したい時に、頭につけると丁寧な印象を与えるフレーズご紹介。
Excuse me but… (すみませんが)
I am afraid… (恐れ入りますが)
Do you mind… (気になさいますか)
May I ask… (聞いてもいいですか)
Would you… / Could you… (していただけませんか)
使用例:Could you tell me the time?

覚えておくと会話がスムーズに弾みますよ。

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【小亀さおり プロフィール】

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大学卒業後、シンガポール航空国際線乗務。オーストラリア、アメリカ、シンガポール、フランス、香港での海外在住経験を活かした日本人としての国際マナーを得意とする。国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校・学校関係者評価委員に2016年就任。現在、千葉市観光プロモーション課海外集客班嘱託職員。2014・2015 年千葉シティ 5BEACH エンジェルス・幕張の浜(千葉市観光PR大使)を担当しオリンピックに向けた千葉市観光PR活動に従事。その際、完成したオリジナル曲「幕張の浜」のSaori Project ボーカルとして活動中。

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