【連載コラム】元CAが教える~思わず使いたくなるワンフレーズ英会話レッスン~

Lesson 8

“It’s OK” & “That’s OK”

風薫るさわやかな季節になりましたね。今回は、英会話のみならず重宝される“OK”について。実は、使い方で意味合いが変わってくるのをご存知ですか?ニュアンスを理解して上手に使いこなしてしまいましょう。

悲しんでいたり、恐がっていたり。そんなお友達がいたら“It’s OK.”「大丈夫だよ。」と慰めてあげましょう。慰めの言葉として大変便利です。

応用編としてさらに言うと、相手が未来に対して心配したり絶望したりするときには“It’s going to be OK.”「なんとかなるよ。」という言葉が効果的な励ましとして使えます。よく日本語で言う「大丈夫、がんばれ。」といった感じです。

“That’s OK.”になると「気にしないよ。」と誤られた時に使う言葉になります。

例えば、“I am sorry, I forgot your birthday.”「ごめんね。お誕生日を忘れてしまったよ。」に対し
“That’s OK.”「いいよ、気にしないで。」となります。

“OK”という単語は「いいよ。」という意味だけでとらわれがちですが“OK,OK”と言ったら「わかった、わかった、しつこいなぁ。」というように変わります。OKというのはなかなか奥行きのある言葉ですね。

あなたもこれでOKマスターに!

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【小亀さおり プロフィール】

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大学卒業後、シンガポール航空国際線乗務。オーストラリア、アメリカ、シンガポール、フランス、香港での海外在住経験を活かした日本人としての国際マナーを得意とする。国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校・学校関係者評価委員に2016年就任。現在、千葉市観光プロモーション課海外集客班嘱託職員。2014・2015 年千葉シティ 5BEACH エンジェルス・幕張の浜(千葉市観光PR大使)を担当しオリンピックに向けた千葉市観光PR活動に従事。その際、完成したオリジナル曲「幕張の浜」のSaori Project ボーカルとして活動中。

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