【連載コラム】知ってて安心「葬儀のマナー」③参列時の服装・小物について

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頻繁にあることではないからこそ、いざというときに「あれ?どうしたらいいの?」「誰に聞いたらいいんだろう?」という弔事にまつわるルールやマナー。

そんな時、知ってて安心の「葬儀のマナー」コラム 第3回です。(毎月1回更新)

知ってて安心「葬儀のマナー」③ 参列時の服装・小物について

◆喪服とは

喪服とは「喪に服している」という状態を表す服装のことです。日本では一般的に、弔事の際に着る黒い着物や洋服を喪服と呼びます。

◆正式喪服と略式喪服

・喪服には「正式喪服」「略式喪服」があります。参列する場合は略式喪服を着用します。

・正式の喪服を着用するのは親族の3親等まで。弔問や会葬は、立場によって略式喪服を着用します。

参列時の服装

<男性>※洋装の場合

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(イメージイラスト)

ブラックスーツまたはダークスーツを着用します。ブラックスーツまたはダークスーツとも、黒無地のネクタイを結び下げに。タイピンやポケットチーフは使わず、靴や靴下などの小物類も黒一色とします。

<女性>※洋装の場合

・黒、グレー、濃紺、茶などの地味な色のワンピースまたはスーツを着用します。(地味な色であればブラウスにスカートでも可。)

・ストッキングは黒またはベージュ(肌色)、紺色などを選びましょう。

・靴は光沢のない黒色のパンプス。なければ茶、紺など、地味な色でシンプルなものを。

・バッグ色は黒で、光沢のないものを選びましょう。原則として、革製のバッグは”殺生“をイメージさせるので使用を避けます。

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(イメージイラスト)

その他

・お悔みの席では肌の露出は出来る限り控えるのがマナーです。夏用の喪服を持っていない場合、暑くても長袖、もしくは七分袖のものを着ます。

・アクセサリーは基本つけませんが、パールのネックレスやイヤリングは可とされています。ただし二連や三連のネックレスは「不幸が重なる」と言われ、パールでも着用を避けます。また、ネックレスとイヤリングの両方をつけるのも、華美になる印象なので控えましょう。

☆雅セレモニーホール監修「知ってて安心 葬儀のマナー」コラムは、毎月1回の掲載です。

参列側の「基本マナー」の他、主催側になった際の手順なども連載予定です。

☆雅セレモニーホールの「お知らせ・コラム」にも情報満載。ぜひご参考ください。
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<監修>雅セレモニーホール http://www.miyabi-sougi.com/

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